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不動産売却時の買取と仲介の違いと長所と短所

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不動産売却の2つの方法とは

不動産売却には大きく分けて以下の2つの方法があります。

①買取

不動産会社が直接物件を買い取る方法

②仲介

不動産会社が買主を探し、個人に売却する方法

この2つは「価格」「スピード」「手間」において大きく異なります。


買取と仲介の違いを一覧で比較

項目買取仲介
売却価格相場の70〜90%程度市場価格で売却可能
売却期間数日〜数週間1〜6ヶ月以上
確実性非常に高い売れないリスクあり
内覧対応不要必要(複数回)
仲介手数料不要必要(最大3%+6万円)

買取のメリット・デメリット

メリット

  • 短期間で現金化できる
  • 内覧や広告活動が不要
  • 契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免除されるケースが多い
  • 近隣に知られず売却可能

デメリット

  • 売却価格が安くなる(相場より1〜3割減)
  • 買取業者によって査定に差が出る

仲介のメリット・デメリット

メリット

  • 市場価格で売却できる可能性が高い
  • 人気エリアなら相場以上で売れるケースもある

デメリット

  • 売却まで時間がかかる
  • 内覧対応や清掃の手間が発生
  • 売れ残るリスクがある
  • 値下げ交渉を受ける可能性

【実例】買取と仲介の売却結果の違い

ケース①:築20年マンション(首都圏)

  • 仲介:3,500万円で売却(販売期間3ヶ月)
  • 買取:2,900万円で即売却(1週間)

👉 差額:600万円
👉 時間短縮:約3ヶ月


ケース②:相続した空き家(地方)

  • 仲介:半年経っても売れず価格を下げ続ける
  • 買取:1,200万円で即契約

👉 固定資産税・維持費の削減効果あり


専門家の見解(不動産コンサルタント)

不動産業界歴15年以上のコンサルタントは次のように述べています。

「売却の最適解は“状況依存”です。
転勤・相続・離婚など“期限がある売却”は買取、
時間に余裕があるなら仲介が基本戦略です。」

また、近年は「仲介→売れなければ買取保証」というハイブリッド型も増えています。


買取が向いている人

  • 急いで現金化したい
  • 周囲に知られたくない
  • 物件に問題(老朽化・事故歴)がある
  • 相続・離婚などで早期整理したい

仲介が向いている人

  • 少しでも高く売りたい
  • 売却まで時間に余裕がある
  • 立地や物件条件に自信がある
  • 内覧対応が可能

失敗しないための判断ポイント

以下の3つで判断するのが重要です。

①時間優先か価格優先か

→ 最重要判断軸

②物件の状態

→ 古い・訳あり物件は買取が有利

③市場状況

→ 不動産市況が良ければ仲介有利


よくある質問(FAQ)

Q1. 買取は本当に安いの?

A. はい、一般的に市場価格の70〜90%程度です。

Q2. 仲介で売れなかったらどうなる?

A. 価格を下げるか、買取に切り替えるケースが多いです。

Q3. 買取でも値上げ交渉は可能?

A. 基本的には難しいですが、複数社比較で改善することはあります。

Q4. 仲介の売却期間はどれくらい?

A. 平均3ヶ月前後ですが、物件やエリアにより差があります。

Q5. 内覧は何回くらい来る?

A. 平均5〜10組程度ですが、人気物件はそれ以上です。

Q6. 買取はどんな業者が行う?

A. 不動産会社や再販業者が主に行います。

Q7. 仲介手数料はいくら?

A. 「売却価格×3%+6万円+税」が上限です。

Q8. 買取でも契約不適合責任はある?

A. 多くの場合免除されますが、契約内容によります。

Q9. どちらが安全?

A. 確実性は買取、価格面では仲介が有利です。

Q10. 両方試すことはできる?

A. はい。最初に仲介で出して、売れなければ買取に切り替える方法が一般的です。


まとめ

不動産売却において重要なのは「目的の明確化」です。

  • スピード・確実性 → 買取
  • 価格重視 → 仲介

また、近年は「買取保証付き仲介」など柔軟な選択肢も増えています。
複数の不動産会社に査定を依頼し、比較検討することが成功の鍵です。